好きなドラマー BEST5


今でも最も好きな楽器はドラムなので、好きなドラマーをランキングしてみます。偏り&ありきたりな結果でしたが。

順位 プレイヤー コメント
第1位 トム・ブレックライン
 こんな演奏できたらなと思う最たる人です。
 実はウェイン・ショーター・グループとドン・グルーシン・バンドの2つでしか聴いたことが無いのです。
 それでもなぜこの人が1位になったかというと、その2つがあまりに凄かったため!
 骨太の高速シングルストローク、バンドに与える影響過多のインタープレイは強力です。
 ショーターの高音ロングトーンの最中に最高のタイミングで叩き込むところなど喝采モノ。
第2位 デイブ・ウェックル  出始めの頃は精密機械のようで、みんな騒いでる割にはイマイチ感があったのですが。
 チック・コリアのなどでの考え抜いたプレイをしているときよりも、マイク・スターンやミシェル・カミロなどのグループでふとステージで熱くなって燃え上がってしまい「機械」のリミッターをはずしてしまう時が凄いんですよね。(そう見えてるだけで本人は冷静なのかな?)
 リーダーアルバムの《Master Plan》や《Hard Wired》など楽曲の素晴らしさもあり、やっぱり応援していきたいドラマーです。
 よく左足でクラーベ打ちながらソロやる人がいますが、最近の彼は高速ソロの最中にでクラーベのタイミンでカウベルを通過してるという離れ業を見せています。(わかるかな?)
第3位 デニス・チェンバース
 映像で初めて見た(!)のはビデオ《バディ・リッチ・メモリアル・スカラシップ・コンサート》、実際見た(!)のはビル・エヴァンス(サックスの)バンドでした。これ見てドギモ抜かれない人はいないでしょう。 その後ジョン・マクラフリン、ブレッカー・ブラザース、マイク・スターン、ナイアシンなどで来日。どれもこれもスティックが見えない!そして音デカッ!
第4位 オマー・ハキム

 初めて聴いたのは、六本木ピットインでのマイケル・ブレッカーのバンドのライブ音源で、ムチャクチャ弾力ある演奏にびっくり。
 当時デビッド・ボウイやウェザー・リポート、スティングで活躍していて鬼のグルーブ&テクニックに狂喜してました。実際に聴いたのはシック、マイク・マイニエリ、マーカス・ミラーなど。すべてウネリまくりでした!
第5位 ヴィニー・カリウタ


 僕の思うところの世界一のドラマーです。
 叩いてる姿、フレーズ、音においてこんなカッコイイ人はいないのではないかと思うほどドラマーとして完成された感じ。誰もついていけないスリップ・ビートや7連符→11連音符→9連符の叩き分け、5拍7連なんてのも苦もなくやってしまうんだから凄いですよね。
 それなのになぜ5位かというと、最近見た映像のチックの《Nite Sprite》(原曲はスティーブ・ガッドがドラム)のプレイがあまりにも(???)だったため。もう年なのかな・・・

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